車内放置禁止です!

カーナビとして使うために、ホリゾンタル/ヴァーチカルスタンドを吸盤ベース三脚に取り付け運用試験をしていました。やはりという結果になりました。この状態です、

材質であるポリ乳酸という樹脂は、融点が低く太陽光のしたでも変形してきます。毎回、取り外しカバンに直して持ち歩きなどメンドウくさくてできません。この素材の場合、車内放置厳禁ということです。

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カーナビ耐久テスト

カーナビとしてiPhoneを使うのは当たりまえになってきましたね。グーグルマップも良いですが最近メインに使っているのは「Yahooカーナビ」です。車の中は3Dプリンターグッズにとっては、とても辛い場所です。素材であるPLA(ポリ乳酸)は50度を超えると変形が始まります。はたしてこのタテ/ヨコ型スタンドは変形せずに耐えれるのか!とりあえず2カ月ぐらいテスト予定です。

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iPhone5/5s用ジャケット完成

先日のメイカーズバザールの際、iPhone5s用はないんですかというお客さんがぽつぽつおられました。5/5s用は作る予定ではなかったですが、金型いらずの3Dプリンターなので作っちゃいました。カラーバリエーションを持たせると大変なのでまずはクロのみで作っています。

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SLSモデル到着しました

大阪イノベーションハブでオリンパスさんがハッカソンを行います。

https://opc.olympus-imaging.com/event/201506/ideathon_osaka/

行く予定にしましたので早速SLSモデルを外注しました。SLSとはナイロン粉をレーザーで焼結していき強固な樹脂モデルを作成する3Dプリンターです。世界でトップ性能はドイツEOS社のものです。EOS社の3Dプリンターは試作用途だけでなく実際の機能部品にも使われるすばらしい品質の造形品が作成できます。何とこの装置周辺機器あわせて4000万円の高額機器です。

今ではDMMなど安い価格で外注してくれる業者が増えたので助かります。業務用3Dプリンターは14年ぐらい前から使っていますが以前なら軽く3万円程度かかったのが今では5千円程度でできます。良い時代になりまたねぇ。今回は染色までやってくれるところに発注し、届いたのがコレです↓

マンフロットの小型三脚にあわせて、今回はクロにしてみました。染色は自由にできますが一度プロの技を見せてもらおうとお願いしました。この事業者さんメチャクチャレベル高いですね。内側に小さな級数で文字を彫り込んでいるのですがちゃんと再現されています。以前注文したDMMさんだと積層方向が指定できないのでつぶれてたんですね。高額な機械は運用ノウハウも必須ということでしょう。

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オリンパスエアーというレンズ型カメラ

メイカーズバザールVol.2でたまたま見かけたオリンパスの「Air」というレンズ型カメラ。これです↓

見た瞬間、これ私のiPhoneジャケット用に企画してくれたデザインちゃうんと思ってしまいましたよ。思わずその日の夜にSOLIDWORKSでモデリングしました。それがこれ↓

FDM機で造形する際は強度を考えツメに垂直で作ります。そうすると円形がなかなか上手く積層してくれません。なので少し工夫した形状にしました。上手くできるかなぁと願いつつ作成したのがこれ↓

円形の方はなかなか綺麗にいきませんねぇ、しょうがないです。短冊型のほうは何とか形になりました。翌日速攻でオリンパスさんブースに行き勘合チェック!

短冊の方は4か所のツメのうち2か所しか使ってないのでイマイチ不安がのこりますねぇ。そのうちちゃんとSLS機で作りましょう。

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メイカーズバザールVol.2

当初、出店予定をまったく考えていなかったメイカーズバザール。2週間ほど前にバタバタが終了したのでいてもたってもおられず、やっつけでモデル作成しました。運よく普段懇意にしてもらってる京都のメイカーズベンチャー「Yokoito」さんのブースを間借りしての出店となりました。

ことしは1人で対応してたので、周りの出店が全然見られずショックです。1日目夜の懇親会では本物のピザがいただけたことにビックリです。

なんとアルデュイノでコントロールされた「レンガ式電気ピザ釜」です。本格的な石窯ピザの味でしたぁ!

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ようやく完成しました

四か月もブログをほったらかしにしてましたが、ようやくメイカーズバザールVol.2用のモデルが完成しました。名づけて「iPhone6/6Plus用ファンクションジャケット」です。途中からナイロン粉末を焼結したSLSという構造の3Dプリンターを使う方法を模索していたのですが、なかなか思うような発注先が見つからず今回は初心にもどりFlashforgeを使ってFDM機で造形しました。

まずは外箱のデザインから

メイカーズバザールが開催される南港ATC 6FにあるiMedio(イメディオ)さんが持っているファブスペース「メイカーズラボ」でレーザーカッターを駆使して作成しました。

ステンシル文字は6Plusだとイマイチだったので6plusという小文字で仕上げています。

はじめてレーザーカッターを使ったのですが5%の出力違いで貫通しないなど奥が深いマシンです。

普段使わない「Corel Draw X9」というソフトでコントロールします。

データ自体は使い慣れたイラストレータで作成し、Ai10保存で送ります。

肝心のファンクションジャケットですが、今回のモデルは中国製のポリカ クリアケースにスライドしてはめ込む形でのデザインで考えました。昨年メイカーズバザールで作成したiPhone5s用ケースはiPhoneに直接はめる構造にしたため傷に対する配慮が欠けていました。誰でも新品のスマホに傷は付けたくないですもんね。いろんな意見をもらい再考した結果を今回のデザインに反映させました。

 

上側に見えているのは「フィンガーリング」といいます。いわゆるバンカーリング的に使ってもらうように考えました。

クリアケースとの摩擦だけで保持させますので寸法のクリアランスが重要になります。使い始めはかなり固い

勘合ですが、使っていくうちに緩くなります。自分で使用し、1カ月で内側のザラツキが研磨されスムーズになりました。緩くなりすぎると問題ですので(ずれ落ちて画面を割るなんて最悪ですので)その場合はクリアケース側面に紙製の両面テープを貼ってもらうように注意書に入れました。ニチバン製のナイスタック15mm幅が最適です。

 

下側に見えているのは「ホリゾンタルヴァーチカルスタンド」です。日本語ではタテ/ヨコ位置スタンドとしました。

最初は横位置と縦位置はそれぞれ別なパーツで作成していたのですが京都の学生ベンチャー「Yokoito」さんのオープニングパーティーでお客さんに「1個にまとめてほしい」と言われ修正したデザインです。

確かに少ないパーツで機能した方がよけいな出費もなくお得ですよね。デザイナーの陥りがちな

「スタイルがかっちょいい」より「実用的」を優先させました。ちょっと変わった位置に三脚穴固定のパーツが2個組みついていますが、このような形は金型を使った射出成型品ではまずデザインしないものです。金型はパーツを取り出すため分割構造が必須なのですがこんな形は取り出し不可能なんですね。3Dプリンター製造を前提にした形なのです。

 

今回、フィラメントは贅沢しました。安いわけのわからないメーカーではなくPolymakr社のPLA樹脂で造形しました。
ただ、ホワイトは今回イベント用のスペシャルカラーで急遽追加したのでPolyPlus PLAではなく普通のPLA樹脂です。造形し比較してはじめて気づきましたがPolyPlus PLAはPLAなのに少しジン性があります。

ですので今回のホワイトモデルは個数限定で作成しました。

 

当初、シロは使っていくうちにヨゴレが目立ってくるのではずしていましたが、東京の友人デザイナー

に頼まれ作成したところそれなりにカッコがついたので作ることにしました。

 

あきらかに樹脂の違いがあるのは問題ですが、お客様には説明・納得したうえで購入してもらうように努めます。

昨年作成した、「iPhone5s」用のケースよりより実質的なデザインに進化しているのではないかと自負しています。

 

はてさて、メイカーズバザールで吉と出るか凶と出るか楽しみです。

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